健康経営|介護離職を防ぐ! 会社ができる心のサポートは?

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2022.07.29

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健康経営|介護離職を防ぐ! 会社ができる心のサポートは?

 

 

「父親が脳梗塞で倒れて入院しました。退院したら自宅で自分が面倒を見るので休職させてください。」

焦った様子で人事に相談に来た50代の男性社員。話を聞いていくと、こんな不安を打ち明けてくれました。

「母親は認知症で施設に入っていて、自分は結婚していませんし一人っ子です。父親の面倒を見られるのは自分しかいません。車椅子生活になる父を自宅で面倒みながら働くのは大変だと思います。職場復帰できるか不安です。」

親の介護の為に、自分が仕事を辞める。介護離職者数は約10万人、そのうち7割が40代~50代です。(総務省) 働きながら介護を担うことになり、職場で打ち明けることもできず、追い詰められて介護離職してしまうことは少なくありません。

働き盛りの40代50代の社員が介護離職をしてしまうのは、会社にとっても痛手です。仕事と介護を両立できる職場にするにはどうしたらよいのか、2022年4月の育児介護休業法の改正で、介護休職を取得できる人の範囲が広がったこのタイミングで考えて行きましょう。

 

■実は会社の制度を利用せずに介護離職している
■制度を利用したいと上司に言い出すことのハードル
■介護離職を防ぐ! 会社ができる心のサポート

 

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<ahref=”https://www.vecteezy.com/free-vector/old-man”>Vecteezyによる老人のベクトル</a>

 

 

 

実は会社の制度を利用せずに介護離職している


 

2022年4月に介護休業制度を利用できる範囲が広がりました。これにより介護離職は減るのでしょうか? 

実は、介護をしている雇用者の9割が制度を利用していません。

 

介護をしている雇用者の介護休業等制度の利用状況(2017年10月1日時点)
総務省「平成29年就業構造基本調査」より作成

 

その理由として、業務負担が大きく、自分の仕事を変わってくれる人がいないことが上げられます。介護をしている40代50代は、管理職やプロフェッショナル人材のように、責任の重い仕事や代わりのきかない仕事を担っていることが多いことが影響しているようです。

また、制度を利用しにくい雰囲気があるためというのも大きな理由です。職場に、制度を利用しやすい雰囲気があれば、介護離職が減る可能性があるのです。

(出所)厚生労働省「平成24年度 仕事と介護の両立に関する実態把握のための調査研究事業 報告書」(平成25年3月、三菱UFJリサーチ &コンサルティングに委託)

https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/dl/h24_itakuchousa01.pdf

 

 

 

制度を利用したいと上司に言い出すことのハードル


 

「会社の制度があるのはわかっているのですが、上司に言い出しにくいです。」50代の男性は困ったように話してくれました。

出張もいけない、残業もできない、職場の周りのメンバーに負担をかけている、そんな状況に罪悪感を感じていること。また、介護をしていることで、フルタイムで働けているメンバーよりも評価が低くなっていることへの葛藤。複雑な気持ちが入り交じり、介護支援制度を利用したいと上司に相談することができないと。

これまで責任のある仕事をまかされ、時間の制約なく働いてきた男性にとって、「これまでと同じように働けない」「これまでのように成果や評価が得られない」ことは、つらいことでしょう。そんな時に、自分から「制度を利用したい」と上司に言い出すことはハードルが高いことなのです。

制度を利用することなく、仕事も介護も一人で抱えた結果、突然の介護離職になってしまう。そうなってしまっては、社員にとっても会社にとってもマイナスです。会社からのサポートとして、どのようなことができるのでしょうか?

 

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介護離職を防ぐ! 会社ができる心のサポート


 

  • どんな制度があるかを伝える
  • 会社からの期待を伝える
  • 普段からプライベートの話ができる職場を目指す

 

まずは、どんな制度があるか、具体的に説明します。

介護に直面するまでは、制度があることは知っていても、具体的には知らない人がほとんどです。社員から相談を受けたら、制度について具体的に説明をし、地域包括支援センター、ケアマネージャーにも、会社の制度を伝えるようアドバイスします。仕事と介護を両立するためにどのようなケアプランができそうか提案してもらうとよいでしょう。

 

次に、会社からの期待を伝えます。

介護の時期は長い会社員人生の中の一時期のことです。今は、介護との両立で仕事にかける時間とエネルギーが少なくなるけれど、その中でも成果をだしてくれると期待していること。また、制度を使い仕事を続けることで、時間とエネルギーを注げる時期がきたら、その時は他の社員を支えてほしいことを伝えます。「お互い様」で支え合えあえる職場を、一緒につくっていく一員なのだと伝える事で、罪悪感を軽減し、制度を使いたいと言い出しやすいように支援します。

 

そして、普段からプライベートの話ができる職場を目指します。

まだまだ日本では「会社で家庭の話を出すべきではない」「身内の恥をさらしたくない」という考え方が残っています。育児の話は、すこしづつ話しやすくなってきましたが、介護はまだまだ会社では話しにくいものです。しかし、一緒に働くメンバー同士、家庭での状況を理解していることは、「お互い様」の風土を作っていく上でも必要になってきます。世間話では話しにくいという職場の場合、「コミュニケーションゲーム」を活用してみるのもおすすめです。

 

職場でプライベートな話題がしやすくなる!コミュニケーションゲーム「スクラムワーク」

突然「プライベートな話をしましょう」と言われても、「何を話してよいのか、どこまで話したら良いのか分からない」と戸惑ってしまいますよね。

コミュニケーションゲーム「スクラムワーク」では、専門のファシリテーターのリードのもと「仕事の話」や「プライベートな話」を本音で語り合い、チームの親睦を深めます。

お互いの人柄や、仕事への姿勢、家庭での思いを知る事ができると、距離感がぐっと近づくため、互いへの理解が深まり「お互い様の風土」作りにつながります。

>詳しくはこちらからお問い合わせください

 

40代50代の管理職層が、親の介護に直面する時代がきました。一人っ子で、生涯独身の方も増えています。周りに相談することができず、一人で介護を抱え込み、介護離職につながってしまう。社員にとっても会社にとっても、不幸な介護離職を未然に防ぐために、心のサポートを実施していきましょう。

 

企業のコミュニケーション体験スクラムワークの詳細・お問い合わせはこちら

キャリアトランプ R認定校 ラポール校
運営:株式会社ラポール
TEL: 048-682-0066(月~金 9時‐18時)
Email: contact@human-v.co.jp

 

written by ラポール校ラポール校
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