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社長/吉居理奈子の【ボスブログ】 私が短時間正社員制度をつくった理由

私が、短時間正社員制度をつくった理由

(短時間正社員になったTちゃんの話)

 

会社を設立したのは2012年、それから3年後。

ライフスタイル・ウーマンには「短時間正社員」という社員制度ができました。

Tちゃんが第一号になりました。

 

Tちゃんがアルバイトをしたいと、初めて会社に来てくれたとき、

最初…それはもう、なんて自分勝手な働き方をするつもりなのだろうと思いました。

なぜなら・・・

「正社員になりたいです。」

「平日に仕事がしたいです。」

「子どもの迎えの時間があるので、遅くとも2時には絶対にオフィスを出たいです。」

「何曜日に来られるか、まだわかりません。」

「来月は、いつ来られるかはまだわかりません。子どもの保育園の都合があって。」

・・・と、こんな感じだったからです。

 

それは経済産業省の新戦力発掘プロジェクトという、

ブランクを超えて働きたい女性が、働く先を見つけるという中小企業支援のプロジェクトでしたから、

子育て期間中の女性だと知っていましたし、

もちろんバリバリに働くことのできる女性ではないことは、わかっていました。

しかし、これはもう思った以上のわがまま加減だと思いました。あのときは。

 

おまけにビジネススキルは・・・というと

「エクセルも、ワードも、できません。」

「パワーポイントもできません。」

「メールは少しできます。」

一番大きな声で言ったのは、「ウェブ検索はできます!」でした。

 

なんということでしょう。

はっきり言って、こんな“わがまま”な女子は、うちの会社みたいなベンチャーには、

とうてい無理に違いない。そう思いました。

だってそのとき、私は会社設立から、毎日がとってもとってもハードスケジュールだったし、

資料の作成はいつも猛ダッシュ、どうやって時間を作り出すかばかり考えていた頃でしたから。

 

ただ、面接のとき、たったひとつ、この子に賭けてみようかな…と、そんな風に思ったことがありました。

それは、Tちゃんの目に浮かんで、こぼれそうでこぼれなかった涙を見たこと。

それは、Tちゃんが先輩の話をしたときのこと。

自分のことを認め、自分のことを信じて伸ばしてくれた先輩がいたのだと、話してくれました。

その涙が、私にはとても嘘には思えなくて、もしこの涙がホンモノなら、

この子は人を大事にするに違いないと思いました。

もしもこの涙がホンモノなら、この子は、自分が信じた道にまっすぐに進んでいくのだろうと、

そんなことを予感させました。(この時点では、まだ涙がホンモノなのが偽物なのか、疑っている段階でしたけど。)

 

もしもあのとき、Tちゃんが目に涙を浮かべることがなかったら、

もしかしたら私は採用していなかったかもしれません。

小さな会社にとって、人を採用するということは、ものすごく大事なことで、

ただでさえ、人的エネルギーが足りない中で、新人を育てていくためのエネルギーがあるかどうか不安でしたから。

考えてみれば、なんとも根拠のない「オンナの勘」というものでしょうか?

「この子に賭けてみよう!」あのとき私は、本当にそう思ったのです。

 

そしてそれは、見事に的中していくことになりました。

そのプロジェクトは、最低でも1日4時間働かなくてはいけません。

9時半スタートの私の会社では、昼食の1時間を除くと、2時まで4時間働くことができません。

そんな中、

「お昼休みの時間も働かせてください。それで4時間にしてください。」と、

そう言ってきたのです。これまた、たいそうワガママな話のように思えました。

皆が、昼食をとっている中、たった一人働くなんて、できるのだろうか?

そんな風に思った私でしたが、ここはその意欲を優先させてみようと思いました。

 

すると、Tちゃんは、3分で食べられるようにと、ソーセージ入りおにぎり、とか、

からあげ入りおにぎりとか、毎日毎日、ものすごくでっかいおにぎりを持ってきて、

本当に3分くらいで食べて、すぐに仕事にとりかかりました。それはもう、本当に一生懸命に。

私は、その意欲に少し胸をうたれました。

「少しくらい休んでいいのよ」そんな言葉をかけましたが、Tちゃんは、休むことなく手を動かしました。

それは、今とは違う、以前のオフィスだったので、とってもせまくて、

おにぎりを食べる姿は、みんなに丸見えだったけど、

そんなことおかまいなしに、パクパク食べていて、

仕事に取り掛かる姿勢は、なんともいえない強さを感じさせました。

 

Tちゃんには、そのころPCのスキルがありませんでした。

それは、会社にとって、とってもマイナスなことでした。

たいして難しくもないPC操作すら、ぜんぜん理解していませんでした。

だから、何をやるにも、思った以上に時間がかかるのです。

でもこれも、約1か月で、私には、見え方が変わってきました。

マイナスなことどころか、すばらしい成長を目の当たりにしたからです。

ものすごい勢いで、PCスキルが高くなっていったからです。

後から聞いた話ですが、自宅で一生懸命覚えてきていたようです。

 

子どもを保育園に迎えにいったり、預け先を探したり、

裏で一生懸命に働くための準備をしていた彼女は、その後、見事に保育園を探し出し、

次のステップ9:30~14:30(休憩1時間)で働くことができるようになりました。

 

一見するとワガママのように見える時間の選択ですが、

そこには、子供を大事にしたいママのやさしい気持ちがありました。

働くことと、子供を預けること、新しい環境をつくること、いろんな変化がいっきに押し寄せてきて、

きっとあのころのTちゃんは、いろいろ大変だったのだろうと思います。

それでも、働きたいという強い気持ちが、周りの環境を大きく変化させていきました。

とにかく一生懸命にがんばる姿勢は、すべてを変えていきました。

 

そうやって、ワガママTちゃんは、

いつのまにか、ライフスタイル・ウーマンになくてはならない大事なTちゃんになっていきました。

そしていつしか、PCスキルは、上達し、会社になくてはならない、

広報の仕事を受け持ってくれるようになったのでした。

この間、約半年。おそろしいスピード感です。

その後、新しいソフトをどんどん覚え、持ち前の感性が開花していくのでした。

 

私が感じた涙のとおり、人のつながりをとっても大事にする彼女でしたから、

社内の人間関係、お客様はもちろん、業者の方との関係もうまくつくりながら、

新しいことをどんどん吸収していきました。

最初に見た涙の後ろ側にあったものは、見事に当たっていたと、私はそう思えました。

 

そして、Tちゃんは、ライフスタイル・ウーマンには、

最も重要ともいえる「講師」という仕事にチャレンジしていくことになるのです。←これはまた別の機会に!

 

そして会社が第4期を迎えていく頃、私は、

「こんなに優秀で能力の高い子を社員として採用しないなんてありえない。」

そんな風に思うようになりました。

小さな会社にとって、優秀な人材の確保はとっても重要です。

こんなに小さな会社は、採用する人次第ですぐにつぶれてしまいますから。

 

Tちゃんは、可能性のかたまりでした。

新しいことをスポンジのように吸収していくそのさまを見ていると、

「こんな優秀な人材、ほかにもっていかれたら大変だ」そんな気持ちになりました。

私の中で、最初のワガママTちゃんは、スポンジTちゃんに変わっていました。

ブランクを超えて働くママを採用することの考え方が、見事に逆転していったのです。

 

両立のため、16:30までしか働けないTちゃんは、

短時間という枠の中でがんばってもらおうと、そうやって短時間正社員が誕生しました。

 

いまでは、短時間正社員として、9:30から16:30までの勤務ですが、

ときには残業をして、ときには休日出勤もしながら、がんばってくれています。

 

両立するということは、簡単なことではありません。

また、一度会社を辞めてしまってブランクがある女性が、もう一度がんばるためには、

さまざまな変化とともに、成長しなければなりません。

でも、そうやって、いろんなことをやる中で生み出されてくる意欲や、アイデアもまた、

企業の戦略や、発想には大切なのだと思います。

 

Tちゃんの、時短おにぎりも、小刻みな時間の働き方も、

PCスキルのなかったころのストレスも、

いまとなっては、すべてが必要だったように思えてなりません。

おかげで、会社には、新しい制度ができて、

ワークシェアの考え方が生まれ、チームワークができました。

 

アベノミクスは、女性活躍による経済の活性化として、女性活躍推進法をつくりました。

こんな風に、ちいさな会社のたった一人の力が、

たくさんつながることが女性の活躍には必要なのだろうと、そんなことを感じています。

 

私は経営者として、最初に見たTちゃんの涙を、忘れずに前に進もうと思います。

まもなく始まる設立第5期もまた、人のつながりを大切にして、成長したいと思っています。

そして、スポンジTちゃんの次のスポンジをこれからもたくさん探してみたいと思います。(笑)

 

(株)ライフスタイル・ウーマン吉居理奈子

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